ビジネス難問の解き方―壁を突破する思考
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定価 : ¥ 714
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2002-04 |
価格:¥ 714
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ビジネス、経済、企業、政治、外交交渉などの多数の事例やエピソードから、問題を発見し、解決に導く方法を論じた実戦的な問題解決読本である。 著者がモデルにする問題解決は、たとえば1868年、日本を取り巻く国際情勢を把握し、「和戦両様」の構えで官軍との「至難と思われる講和」を成立させた旧幕府軍の勝海舟の事例である。著者はここに、状況の変化の読み取りや決断、かけ引きなどを総合した「情報の取り扱い方」と、「最善の手以外の手を、たえず手中にしのばせておかなければならない」ことの2つのポイントを読み解いている。本書には、全体にわたってこうした興味深いケーススタディーが展開されている。 事例やエピソードは、天安門事件における米中のかけ引きから、中野区役所の窓口改革、ニッチ産業で世界の最先端をいく町工場、投資会社LTCMの破綻、ゴミ処理問題、沖縄のIT産業開拓、スーパーの味噌(みそ)の陳列方法まで実に多彩で、人間の思考や行動原理の研究成果、思考の進め方や決断、交渉術のノウハウなども随所に盛り込まれている。とくに「日本の製造業の衰退」「経済の失われた10年」などと報道するマスコミを批判して、日本経済やモノづくりの底力を立証する著者の情報読解力には注目したい。 あらゆる事象から問題を見いだしていく著者の手腕は、「問題発見」の格好のお手本である。「現場で生の声や情報に接してはじめて問題の最適化をはかることができる」という現場主義哲学にも学ぶべきことは多い。問題解決の奥深さとその思考のあり方に触れられる1冊である。(棚上 勉)
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問題を発見し、解決していく手順、これが本書のテーマ。(著者)
問題を解決するということは、どういうことなのか?私は知らなかった。
まず、問題を見つける(ものごとの本質を見極める)ということ。
問題の発見には手順がある。そして解決にまで、もっていくには、
様々な仕掛けを有効に機能させ、目的(問題解決)と
評価システム(検証)を具体的に設定する必要がある。
本書では、問題の発見の仕方、見極め方から解決の手順までを
実例を交えて様々な手法を分かりやすく紹介している。
仕事に限らず日常においても参考になる内容です。
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ビジネスにおける考え方を多くの事例から提示している。かくあるべしと言うハウツーものではないので、事例を咀嚼し、自分で考えると言う意味で大変優れた名著であると思う。昨今、やや哲学的に難しい言葉を用いて、その実、意味がないようなビジネス書が多い中、自分の考え方を押し付けず、ヒントを提示する形で読み物として提供している筆者のスタイルに感銘を覚える。
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いわゆるHow-to本ではなく、考え方の本です。問題を捕らえるとき、どう捕らえるべきか、解決策、アイディアを出すときには、どのように考えていけばよいか、という内容の本です。
古今東西の実例が、あまりに豊富すぎて、読み終わった後、「結局なんだったんだ?」とポイントが、いまいち、つかみにくい本でした。
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各章において問題解決の基本原則は示されるもののその後具体的な事例(作者が直接関与したケース、世間の成功例)に飛ぶため、問題解決の手法自体はほとんど言及されない。
また途中、日本経済に対するマスコミや世間一般の認識を批判する箇所が随所にあるため、経済評論の本のように思えてしまう。
作者の視点自体は参考になると思うので、問題解決のテキストではなく読み物として購入されることをお勧めする。